長野県内の測量・建設コンサルタント
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河川合流部に架橋されることから、県内では珍しい鋼床版を採用し自重を軽減することで橋脚不要の1径間の橋梁とし、河川に対する阻害を回避しました。
老朽化が激しい林道橋の架け替えであり、狭隘区間が連続する林道において資材搬入及び施工ヤードの確保が可能となる角形鋼管床版橋を採用しました。
橋側歩道橋の新設業務であり、通学路として利用されている道路のため、児童の安全及び現道交通を確保の上で施工できる橋梁形式を選定しました。
武井田鎮守先線橋と同様の業務であり、諏訪湖周辺は軟弱地盤であることは知っていましたが、橋梁周辺の擁壁や水路が沈下していたのには驚きました。
台風により被災した橋梁の架け替えであり、地域住民の生活道路の早期復旧のため、通年施工が可能となる施工計画を立案することで早期供用を図りました。
県道拡幅に伴う旧中山道の歩道橋架け替えであり、橋台形式及び位置の決定において県道への掘削影響等を勘案し、護岸兼用重力式橋台を採用しました。
県道改築事業に伴う橋梁の架け替えであり、複合門型ラーメンに決定に際し下部工サイズ、杭径及び配置について複数案検討し、最適橋長を選定しました。
巨石の落石により被災した橋梁の架け替えであり、上部工は狭隘な運搬路及び架設ヤードでも施工可能な複合構造床版橋を採用しました。
国道上を横過する跨道橋であり、A1橋台は狭隘な施工ヤードのため、杭基礎には小型オーガー杭打機によるプレボーリング工法を採用しました。
国道改良に伴う橋梁で、設計条件及び現場地形条件より、両橋台ともに基礎工は深礎基礎(Φ2000)を採用し施工性と構造安定性を満足しました。
交差河川が砂防河川に指定変更された橋梁の歩道拡幅設計であり、桁下クリアランスが制限された中で条件を満足する橋梁形式の選定に苦労しました。
県道拡幅に伴う既設橋梁の拡幅設計であり、既設橋梁との縦目地接合部には走行性と止水性に優れる縦型両歯形構造のジョイントを採用しました。
河川の増水により被災した山間部に存する橋梁の架け替えであり、運搬路が狭隘な山道のため、分割可能な鋼桁を採用し施工上の課題をクリアしました。
背水が生じる河川への架橋であり地下水位が高いことから、橋台底面を地下水位より上方とし基礎工を杭基礎とすることで施工性を向上させました。
新規林道の延長に伴う橋梁であり、現場踏査時に急傾斜の森林の中の道無き道を進んで架橋位置にやっとの思いで辿り着いたことが印象に残っています。
幹線農道の線形改良のため、谷部をショートカットするように架橋し、主桁は景観性と維持管理性に配慮し耐候性鋼板を採用しました。
県道の線形改良に伴いトンネル接続部の谷部に架橋されるため、トンネル計画との擦り合わせや現況交通への影響を回避する施工計画の立案に苦労しました。
流域調査によって流出する土砂量や流木量を推定し、効果的な砂防堰堤の配置計画を行いました
近接する老人ホームと計画する構造物の位置関係に配慮した検討を行いました。
地すべりによって通行止となる村道の早期復旧を行うため、抑止効果に優れるグランドアンカーを計画しました。
老朽化した砂防堰堤の取壊しが生じないよう下流位置へ砂防堰堤を新設して流出土砂に対する捕捉機能を確保しました。
高盛土となっている残土処分場施設の設計では盛土が流出しないよう斜面の安定解析と対策工の検討を行いました。
落石調査では安全対策を講じて斜面上に点在する転石・浮石の大きさや位置を正確に把握し、落石の想定を行いました。
御柱街道沿いに隣接する斜面対策であったため、周辺景観を損なわないよう工法選定や配置計画の検討を行いました。
砂防堰堤建設後も魚が遡上できるよう自然石張りによるプールを配置した魚道を計画しました。
流出する土砂・流木量を効果的に処理するため、渓流中央部に鋼製部材を配置した透過型形式による砂防堰堤を採用しました。
狭隘な山間部の道路において、3種4級規格の道路となるよう山側及び谷側斜面の新設構造物に工夫を加え、線形や幅員を確保しました。
小学校の通学路となっている市道において、片側路肩にグリーンベルトを設置することで視覚的な歩車道分離を行い歩行者の安全性を向上させました。
道路の幅が2.2m~3.6mである農作業や生活のための道路を4.0mに改良することで、利便性と安全性向上を図りました。
国道改良に伴い歩道を付加するとともに、道路の線形改良を行うことで、歩行者の利便性と自動車の走行安全性を向上させました。
新規に交差点を設置しスムーズで安全な交通流を確保するとともに、既存の水路は大型BOXカルバートにて交差点下を横過させ機能を確保しました。
スマートICからの逆走を防止しSAを安全に利用できるようランプに流入車線を付加し、誤認識が生じないようカラー舗装や誘導標識を設置しました。
地元関係者の皆様との協同によるPI方式にて、延長0.6㎞の歩道整備設計を行いました。自身初の試みでしたので非常に勉強になりました。
地域交通網の主翼を担う環状高家線の予備設計を先行して行い、同県道の将来完成形を見据えた中で接続県道等の設計と交差点設計を行いました。
上田電鉄別所線の終着駅であり別所温泉の玄関となる別所温泉駅の駅舎への影響を避ける計画にて、歩道整備を行い歩行者の安全な動線を確保しました。
歩道を付加し全幅16mの道路へ改良するとともに、付加車線整備を伴う交差点改良を行い、歩行者の安全と自動車のスムーズな交通流を確保しました。
高盛土による道路拡幅区間において、壁面勾配をほぼ鉛直に立てることができるジオグリッド補強土壁工法を採用し用地制約の課題を解決しました。
山間地域の道路改良に伴い、谷側盛土部はTA工法として森林内の改良範囲を極力抑え、山側は杭式落石防護工を設置し利用車両の安全性を確保しました。
梓川左岸管理道路を現場打箱型函渠により高家バイパス下を横過させる立体交差構造として、平面交差を回避し管理道路の連続性を保ちました。
斜角60°の現場打ち箱型函渠の設計において、斜方向と直方向の鉄筋の干渉を回避するように配筋することがとても苦労しました。
施工に際し軟弱地盤上かつ掘削影響を抑える必要があったため、地盤改良と仮設土留の両方に適用可能な柱列式地盤改良工を採用し課題をクリアしました。
県道改良に伴う橋梁アプローチ部にTA工法を採用し、一部を多段積み式とすることで耕作地の潰れ地の抑制と耕作進入路の確保を両立しました。
国道から分岐した市道の谷側の高盛土に区間にTA工法を採用しました。 国道盛土の影響を考慮した全体安定を満足させるよう補強材長を設定しました。
幹線用水路上の老朽化した市道橋の架け替えにおいて、Pcaボックスカルバートを採用し現場工期を短縮することで非工作期での施工を可能としました。
谷埋め盛土部の沢筋流路確保のため高盛土対応のPcaアーチカルバートを採用し、盛土尻には大型ふとんかごを配置し盛土内への滞水を防止しました。
大型土のうによる応急復旧済みの路肩崩壊に対し、施工時の安全性を考え土のうを部分撤去しながら恒久対策が可能なPANWALL工法を採用した。
初めての治山の業務で、基準等の考え方も砂防とは少し違っている部分もあり、 基準書とにらめっこしながら設計を行いました。
中房温泉に通じる県道において、落石予防工(掛工)と落石防護工(防護網鋼)の併用により、 落石エネルギー分布の広い落石群への対応を図りました。
県道に近接した斜面からの転石型落石に対する防護工として、施工ヤードがコンパクトで地山の改変量も抑えられる杭式防護柵を採用しました。
駒駒線に沿って計画区間の全長10㎞を徒歩にて踏査した際はさすがに疲れました。 対策工の種類も多岐にわたり、非常にやりがいのある業務でした。
一大観光地である松本城の名に恥じぬよう、景観性や走行性に優れる特殊バインダーを用いた自然石排水性舗装を園路全線に採用しました。
道路の改良に伴って大型車が通るようになったため、古い農業用水路が壊れないように、また施工性に配慮して管更生工法を採用し補強設計を行いました。
大型用水路上を横断する上水道の水管橋であり、構造形式として凍結防止材一体型管によるパイプビーム形式を採用しコンパクトな構造としました。
水路上に架橋された橋梁の歩道拡幅で、隣接する水管橋との狭隘なスペースに設置可能な工法のPCa門型カルバートを採用しました。
凍結防止剤散布による塩害発生の対策として、主桁ゲルバー部にて塩素固定化材を用いた断面修復工(吹付工法)を計画しました。
床版下面への軽微な漏水が確認されたコンクリート舗装部において、予防保全措置としてコンクリート改質剤の塗布による防水機能の付与を図りました。
繊維補強コンクリート舗装の劣化に対して、アスファルト舗装への打替えおよび橋面防水層の設置を計画し、耐水性向上による橋の長寿命化を図りました。
鋼2径間単純H形橋において鋼部材の腐食状況を詳細に分類し、腐食程度や作業空間毎に塗替え塗装仕様を選定し、LCCの削減を図りました。
橋脚形式及び設置条件の異なる橋脚2基の耐震補強設計であり、橋脚ごとの制約条件を設定し、施工性及び経済性を考慮した最適工法を選定しました。
現場条件や河川に伴う制約条件等を勘案のうえ、松本橋はRC巻立工法、中条橋はPP巻立補強工を採用し、橋脚の耐震性能を担保させました。
2径間連続曲線箱桁橋においてLCC削減や施工期間短縮に配慮した主桁等鋼部材の全面塗替え塗装を計画・立案しました。
非合成桁橋の床版の取替え工法としてSLJスラブ工法を採用し、現場工期の短縮による交通流への影響の最小化と床版耐久性を両立させました。
国道上の竣工年度及び構造形式の異なる隣接4橋梁において、各々の構造特性、損傷程度から鋼部材の塗替え塗装仕様等の選定を行いました。
県道に存する道路橋の歩道部高欄において、高さ不足による第三者被害の防止を目的にアルミ製嵩上げ高欄の設置を行いました。
2次緊急輸送道路に存する橋梁における橋脚5基の段落し部の耐震補強設計で、補強後の河積阻害率を満足するためにPP工法を採用しました。
広域を担う幹線用水路の補修設計であり、橋脚の耐震補強工は、RC巻立工法を採用しLev2地震動に対する耐震性能を担保させました。
入社後、一番最初に担当した業務で、橋梁の各種損傷状況や原因推定などの基本的なことを学習しながら試行錯誤のうえ業務を遂行したのを覚えています。
小谷村林道内における橋梁及びトンネルの点検診断業務であり、自身初のトンネル点検でしたが、過去の橋梁点検の経験を応用し業務を遂行できました。
5年に一度の橋梁点検が義務化されてから初めての定期点検業務で右も左もわからず、模索しながら進めていくのが大変でした。
初めて大型橋梁点検車BT-400を使用しての点検方法は、一般的な点検車より可動範囲が広いため点検効率の向上に繋がりました。
諏訪市・下諏訪町・富士見町と広範囲にわたる橋梁点検業務であり、対象橋梁が136橋と多く作業日程の調整が大変な業務でした。
国道19号を跨ぐ跨道橋の点検があり、国道事務所との調整や初の2ケタ国道の規制はとても緊張しましたが、無事遂行でき安心しました。
スノーシェルターの点検作業はロープアクセスの方々と協力のうえ実施しましたが、業務時期が冬期であったため大雪のなかの点検となり大変な業務でした。
白骨温泉へ続く路線のシェッド点検は、温泉へ向かう多くの観光客を横眼に「温泉に行きたいなぁ…」と思いながら点検を行った記憶があります。
中央自動車道を跨ぐ5橋梁の定期点検業務は、高速道路上の調査においてNEXCOや交通規制企業等の多くの関係者との事前調整に苦労しました。
土石流災害では砂防堰堤及び管理用道路の設計及び用地測量を行いました。地元の協力もあって早期復旧を行うことができました。
令和元年の台風19号の影響による土石流災害ではため池の埋没や家屋の被災状況を目の当たりにしました。改めて自然の脅威を感じました。
斜面崩壊によって県宝指定の薬師堂が被災を受け、斜面対策とし自生種回復緑化工法を併用した連続繊維補強工を提案し、周辺景観との調和を図りました。
豪雨の影響で多くの河川施設が被災を受けたため、社員を総動員して復旧計画の対応にあたりました。
継続降雨により生じた斜面および路肩崩落により通行止となった山道に対し、搬入・組立が容易で、大型建設機械を必要としない垂直擁壁工を採用しました。
令和元年の台風19号災害により被災した長和町の護岸施設(総延長L=420m)において、早期復旧を目指した調査設計を行いました。
床固工の下流側が大雨により大きな洗堀を受け足が付かない程の水深の中、救命胴衣を着て水につかりながら調査を行いました。
豪雨による地下水位の上昇に伴って崩壊した路肩に対し、再度災防止の観点から排水対策も兼ねた大型かご枠による復旧計画を立案しました。
土石流の拡散による下流への流出を防止するため、堰堤の両サイドを上流へ折り曲げた袖構造としました。
洪水流の速くなる曲線部での被災であったため、洗堀防止対策として護岸基礎部へ根固ブロックを併用した復旧工法を提案しました。
護岸基礎の洗堀によって背面の土砂が吸い出され被災したため、既設を撤去し、新設ブロックで復旧を行いました。
豪雨により生じた路肩崩壊に対し、土留工とした製品擁壁の表面に自然石シートを貼付することで中部山岳公園内での景観に関する法規制を満足しました。
H26年11月22日の長野県神城地震により生じた山腹斜面の崩壊に対し、恒久対策として斜面の安定と緑化が図れる吹付法枠工を採用しました。
豪雨による河川水位が上昇し歩道側の護岸施設が被災したことを受け、ブロック積護岸と転落防護柵の復旧を行いました。
3Dデータの地形範囲が広いためデータ容量が大きく、PCが何度もフリーズしてとても苦労しましたが、その分完成した時の達成感も大きかったです。
地形及び堰堤を含む主要構造物を3Dにすることで、2Dからでは判断しずらい可視化できなかった部分が非常にわかりやすくなったため良い設計に繋がったと思います。